宜蘭で温泉とネギの旅
こんにちは!10月に行ったばかりなのに既に台湾が恋しくなっているしゃんしゃんです。
福島県に住んでいるのですが、最近はちらほら雪が降るようになり本当に寒いです。そんな寒さの中で自分を奮い立たせてくれるのが、いつかの初秋の台湾旅行の思い出。
もう1年以上も前の話ですが、宜蘭の礁溪に行った時のことを書きたいと思います。
◯台北→礁溪の車内ではぜひ駅弁を!
台湾が好きな人でなければ「礁溪ってどこ?」ってなりますよね。
礁溪は宜蘭県に位置している温泉が有名な町です。
台北から電車で1時間ちょっとなので、比較的短期の旅行でも立ち寄りやすいと思います。
もちろん電車のお供は駅弁!台鐵便當(台鉄弁当)は排骨(骨付き豚)とその下の豆皮(湯葉のようなもの)に味がしっかりしみていて、アクセントの漬物も絶妙な塩加減。とにかく男子は絶対好きな味です!!あー食べたい。
◯礁溪といえば温泉
礁溪は台北から気軽にいける温泉地ということで、謎のマスコットとともに温泉地らしい岩(?)を発見。
雨の多い宜蘭らしく、行った日も全て雨。私、晴れ男なんですけどね。
温泉地らしく至る所に足湯がありました!
写真撮り忘れてしまったので公式サイトより↓
礁溪についてすぐに雨が強くなってきたので、タクシーでホテルへ。
「心曠神怡度假飯店(Living Water Hotel)」というところに宿泊しました。
温泉公園という町の中心部に割と近いので観光はしやすかったです。駅から徒歩だと10分くらいでした。
部屋に入ってまずびっくりだったのが、部屋にちゃんと温泉がついていること!
お湯も温泉を引いてきているらしく、お部屋で本格的な温泉を楽しむことができます。
これで一泊9,000円くらいでした。
フロントの方は日本語不可でしたが、英語と中国語ならオーケーです。
近くのコインランドリーや美味しいお店の場所も教えてくれて、親切でした!
チェックアウト時には駅までのバスも出してくれましたよ。
早速ホテルで温泉に入り、しばらくすると雨足が弱まっていたので再び外へ!
ネットで調べて評判だった「魏姐包心粉圓」というお店へ。
早速注文。
簡単に言えば温かいタピオカとアイスのセットです。味は美味しいけど、そこまで記憶に残るものではありませんでした。とは言え、お風呂上がりの火照った体にはぴったりのすっきりとした味でした!
◯羅東夜市でネギを食す!
夜は、電車に乗って羅東という駅へ。20分くらいで着きます。
ここには羅東夜市という夜市があります。
実は宜蘭では三星葱というブランド葱の産地らしく、夜市にもそんなネギを使った小吃がたくさんあります。
そんな中、たくさんの人が並んでいたのがこちらのお店。
大量のネギ入り餡を生地で包んで…
そのまま揚げる!!
実は僕、ネギそこまで好きじゃないんですが、これはうまい!!
大量のネギですが、そこまでネギ臭くなくて、餡がとろっとしています。
熱々のうちにサクサクした生地を楽しみたいですね!
みんなが並んで買う理由が分かりました。
と楽しんでいるのもつかの間、美味しい葱餅を食べていたらゲリラ豪雨のような激しい雨が降ってきました。かなり激しかったので、他のものは諦めてその日は帰ることにしました。。。あーまたチャレンジしたい羅東夜市。
皆さんも宜蘭にお越しの際には雨対策を万全に!!
では、今日のところはこの辺で!
僕が台湾を好きになった理由②(短期留学編)
こんにちは。しゃんしゃんです。
初めての台湾旅行では潔癖症ゆえに台湾の夜市やローカルフードをあまり楽しめなかった僕。そんな自分の転機になったのが、ふと転がり込んできた1ヶ月の台湾留学でした。
僕が参加したサマープログラムは国立中央大学のものでした。
国立中央大学は台湾の空の玄関「桃園国際空港」でお馴染みの桃園県にある中壢(zhong1li4)市に位置しています。
短期留学についても今後記事にしたいと思っていますが、今回はさらっと行きます(留学の話に興味があった方すみません。もしサマープログラムの内容が知りたいという方がいればぜひコメントをください!)
◯夜市で完敗
↑夜市の定番 滷味(ルーウェイ)
サマープログラムでは英語が堪能な現地の学生が世話役として、中国語を教えてくれたり、観光に連れていったりしてくれました。そんな彼らのことを「スチューデントアンバサダー」と呼んでいたので、以下「アンバサダー」と表記します。いや、文字多いので「アンバ」としましょう。アンバは女子3人+男子1人で構成されていました。
とりあえず空港に降り立ったらアンバが迎えにきてくれて、大学までの送迎に付き添ってくれました。アンバ曰く、「今日は授業は明日からだから、今日はとりあえず夜市でも行きましょう!」ということで、着いた日の夜は夜市で夕飯を食べることに。
アンバが連れていってくれたのは中壢觀光夜市でした 。
この夜市、日本人の観光客にはあまり馴染みがないかもしれませんが、食事、遊び、洋服、雑貨までひととおり揃っているけっこう大きな夜市です。
実はこの時、潔癖症の僕はけっこう心配していました。夜市のものを食べられるのか。
案の定、アンバや一緒にプログラムに参加する香港人の学生や滷味や鹽水雞を美味しそうに食べる中、自分はあまり食欲が湧かずなんとかチャーハンを食べただけでした。
初日から「あと1ヶ月やっていけるだろうか」と不安の残るスタートとなりました。
今なら臭豆腐だろうが、ビニール袋にいれられた鹽水雞だろうが、自分から進んで食べるのですが(笑)
ちなみのこの時に全然写真を撮らなかったので、中壢観光夜市が気になる方は、ぜひ台北ナビの記事をご覧ください。
◯自分を変えた水餃子
初日から夜市のご飯でつまづいた僕。
「これから毎日何食べればいいの。。。」と不安なまま、夜市で完敗した翌日からサマープログラムは始まりました。
午前中は中国語のレッスン。中国語での授業にエネルギーをかなり使いお腹はペコペコでした。昼休みに入ってランチどうしようかなと考えていたところ、アンバ登場!
「水餃子をテイクアウトしてきたから、食べましょう!」と、近くの餃子屋で人数分の水餃子を外帯(台湾中国語でテイクアウトの意味)してきてくれました。
実はこの時、なんの抵抗もなく食べられたんです。
よくよく考えると、自分の場合、作っている様子が見えたり、あまり綺麗でない店内で食べたりすることが苦手なのだと気づきました。
他人が買ってきてくれるテイクアウトはその要素が一切ないので、自然と受け入れることができたのです。しかもその水餃子の美味しさに感動!それまでは焼餃子>水餃子という考えで、「水餃子でスープに入ってたら食べるけど、どうしても食べたくなるようなものじゃないよな」と思っていました。
でもそこで食べた水餃子は、味がしっかりしていて水餃子だけでも大満足の一品でした。
そこで初めて「台湾のローカルフードってこんなに美味しいのか!」って気づいたんですね。美味しすぎてアンバに店名を聞くと「八方雲集」というお店とのこと。
実はこのお店、台湾ではかなり有名なチェーン店だそう。
夕食でもどうしても水餃子が食べたくて、気づけば大学近くの「八方雲集」に向かっていました。
当時の自分の感覚ではちょっと汚い店内でしたが、水餃子への想いが自分の潔癖症に打ち勝ちました。速攻で2種類の水餃子(確かプレーンとカレー味)を注文し、周りの環境など気にもせず、夢中で水餃子を頬張りました。
それ以来、今までの自分が嘘だったかのように、ローカル店だろうが夜市だろうが自分の食べたいものを食べられるようになったのです。
それもこれもアンバと水餃子のおかげ!本当にありがとう!!
↓八方雲集の公式サイト。中国語ですが店舗マップがあります。台北にもたくさんあるのでぜひお試しください!
◯短期留学後
1ヶ月のサマープログラムはあっという間に終わり、その間も台湾のローカルフードや人情味溢れる台湾の雰囲気を満喫しでのでした。
それからというもの、定期的に台湾の味を欲するようになり、サマープログラムの半年後(大学卒業直前)に台南と高雄を訪れたのを皮切りに、なんとその後3年で8回も台湾を訪れる台湾ファンになったのでした。
その後の旅行記や短期留学の詳細についても今後更新していきたいと思います!
ではまた。
僕が台湾を好きになった理由①
はじめまして。「しゃんしゃん」と申します。
サラリーマン生活をしながらも、年に3、4回ほど台湾を訪れる台湾リピータです。
このブログでは大好きな台湾の情報を中心に発信しつつ、自分のこれからの生き方や働き方についても考えていきたいと思います。
まずは、なぜこんなに台湾に訪れるようになったのか簡単にまとめたいと思います。
【台湾との出会い】
台湾って人気の旅行先として雑誌やテレビで取り上げられてますよね。
食べ物がおいしくて、治安も良い。航空券も安いですし、頑張れば週末でも行けちゃうお手軽な旅行先だと思います。
旅行で初めて台北を訪れたのが約4年前。それから短期留学や旅行等で今のところ台湾渡航回数は11回です(2017年11月末時点)。
気づけば台北だけでなく、高雄、台南、台中、桃園、宜蘭と台湾の様々な街に行き、現地の友人もたくさんできていました。
台湾に行き過ぎて家族や職場の人からは「もしかして台湾に恋人がいるんじゃないの!?」と疑われるくらいです。現実はというと、台湾にも日本にも恋人はいません(笑)
それくらい台湾好きな僕は、どのようにして台湾に魅かれていったのでしょうか?
数回に分けて書いていきたいと思います。
〇台湾の第一印象=ちょっと汚い
初めて台湾に行ったのは2013年の8月。大学3年生の夏休みでした。
就活前にどこか海外旅行に行きたいと思い航空券を探していたら、たまたま安い航空券があったので、友達を誘って行ったのが台湾デビューでした。
実を言うと、初めての台湾旅行の印象はあまりよくありませんでした。
なぜかというと「潔癖症」だったからです。
鼎泰豐の小籠包や有名店のマンゴーかき氷などは全く問題なく食べられましたし、むしろ「超うまい!!!」と言って食べていたのですが、夜市やローカルな飲食店などの衛生管理への不安やトイレに紙が流せないといった不便さ(学生だったので安めのホテルに泊まっていました)など、潔癖症な当時の自分にはマイナスポイントの方が大きく感じられてしまいました。
結果として、それなりには楽しめたのですが、「2回目はないかな。。。」と思ったのが、最初の台湾旅行でした。
◯2回目=短期留学=台湾でのプチ生活体験
もう台湾には行かないと思った1年後、私はなぜか再び台湾に飛び立ちました。
しかもなんと短期留学で1ヶ月の滞在予定。
それは大学4年生の5月でした。就活も終わり、「今年の夏はなにしようかなー。また海外行きたいな。でも金ないしなー。。。」と思っていた折、用もないのに大学をぶらぶらしていたら、見つけてしまったのです。
そう、台湾の大学でのサマープログラムのポスターを!
ポスターによると、僕の通っていた大学の協定校である台湾国立中央大学に1ヶ月間学生を派遣するというものでした。中国語の授業を受けながら、現地の学生と交流したり、台湾の様々な文化体験をするというサマープログラム。もちろん協定校なので滞在費や授業料免除!!
第2外国語で中国語を勉強していて割と中国語が好きだったのと、1ヶ月無料で海外に居られるというお得さにつられて、速攻で申し込みました。そのときは台湾に初めていった時のネガティブなイメージなど忘れて、勢いで申し込んだのでした。
派遣されるのは大学から1名だけということで書類選考もありましたが、募集期間が2日という短さもあって応募者が少なかったのか、無事派遣学生に選んでいただきました。
今思えば、この1ヶ月が自分を台湾ファンへと変えることになったのでした。
次回へ続く…