僕が台湾を好きになった理由②(短期留学編)
こんにちは。しゃんしゃんです。
初めての台湾旅行では潔癖症ゆえに台湾の夜市やローカルフードをあまり楽しめなかった僕。そんな自分の転機になったのが、ふと転がり込んできた1ヶ月の台湾留学でした。
僕が参加したサマープログラムは国立中央大学のものでした。
国立中央大学は台湾の空の玄関「桃園国際空港」でお馴染みの桃園県にある中壢(zhong1li4)市に位置しています。
短期留学についても今後記事にしたいと思っていますが、今回はさらっと行きます(留学の話に興味があった方すみません。もしサマープログラムの内容が知りたいという方がいればぜひコメントをください!)
◯夜市で完敗
↑夜市の定番 滷味(ルーウェイ)
サマープログラムでは英語が堪能な現地の学生が世話役として、中国語を教えてくれたり、観光に連れていったりしてくれました。そんな彼らのことを「スチューデントアンバサダー」と呼んでいたので、以下「アンバサダー」と表記します。いや、文字多いので「アンバ」としましょう。アンバは女子3人+男子1人で構成されていました。
とりあえず空港に降り立ったらアンバが迎えにきてくれて、大学までの送迎に付き添ってくれました。アンバ曰く、「今日は授業は明日からだから、今日はとりあえず夜市でも行きましょう!」ということで、着いた日の夜は夜市で夕飯を食べることに。
アンバが連れていってくれたのは中壢觀光夜市でした 。
この夜市、日本人の観光客にはあまり馴染みがないかもしれませんが、食事、遊び、洋服、雑貨までひととおり揃っているけっこう大きな夜市です。
実はこの時、潔癖症の僕はけっこう心配していました。夜市のものを食べられるのか。
案の定、アンバや一緒にプログラムに参加する香港人の学生や滷味や鹽水雞を美味しそうに食べる中、自分はあまり食欲が湧かずなんとかチャーハンを食べただけでした。
初日から「あと1ヶ月やっていけるだろうか」と不安の残るスタートとなりました。
今なら臭豆腐だろうが、ビニール袋にいれられた鹽水雞だろうが、自分から進んで食べるのですが(笑)
ちなみのこの時に全然写真を撮らなかったので、中壢観光夜市が気になる方は、ぜひ台北ナビの記事をご覧ください。
◯自分を変えた水餃子
初日から夜市のご飯でつまづいた僕。
「これから毎日何食べればいいの。。。」と不安なまま、夜市で完敗した翌日からサマープログラムは始まりました。
午前中は中国語のレッスン。中国語での授業にエネルギーをかなり使いお腹はペコペコでした。昼休みに入ってランチどうしようかなと考えていたところ、アンバ登場!
「水餃子をテイクアウトしてきたから、食べましょう!」と、近くの餃子屋で人数分の水餃子を外帯(台湾中国語でテイクアウトの意味)してきてくれました。
実はこの時、なんの抵抗もなく食べられたんです。
よくよく考えると、自分の場合、作っている様子が見えたり、あまり綺麗でない店内で食べたりすることが苦手なのだと気づきました。
他人が買ってきてくれるテイクアウトはその要素が一切ないので、自然と受け入れることができたのです。しかもその水餃子の美味しさに感動!それまでは焼餃子>水餃子という考えで、「水餃子でスープに入ってたら食べるけど、どうしても食べたくなるようなものじゃないよな」と思っていました。
でもそこで食べた水餃子は、味がしっかりしていて水餃子だけでも大満足の一品でした。
そこで初めて「台湾のローカルフードってこんなに美味しいのか!」って気づいたんですね。美味しすぎてアンバに店名を聞くと「八方雲集」というお店とのこと。
実はこのお店、台湾ではかなり有名なチェーン店だそう。
夕食でもどうしても水餃子が食べたくて、気づけば大学近くの「八方雲集」に向かっていました。
当時の自分の感覚ではちょっと汚い店内でしたが、水餃子への想いが自分の潔癖症に打ち勝ちました。速攻で2種類の水餃子(確かプレーンとカレー味)を注文し、周りの環境など気にもせず、夢中で水餃子を頬張りました。
それ以来、今までの自分が嘘だったかのように、ローカル店だろうが夜市だろうが自分の食べたいものを食べられるようになったのです。
それもこれもアンバと水餃子のおかげ!本当にありがとう!!
↓八方雲集の公式サイト。中国語ですが店舗マップがあります。台北にもたくさんあるのでぜひお試しください!
◯短期留学後
1ヶ月のサマープログラムはあっという間に終わり、その間も台湾のローカルフードや人情味溢れる台湾の雰囲気を満喫しでのでした。
それからというもの、定期的に台湾の味を欲するようになり、サマープログラムの半年後(大学卒業直前)に台南と高雄を訪れたのを皮切りに、なんとその後3年で8回も台湾を訪れる台湾ファンになったのでした。
その後の旅行記や短期留学の詳細についても今後更新していきたいと思います!
ではまた。